子どもはリビング好き。令和時代の家族団らんリフォームとは?
こんにちは。杜プラスです。最近、おうちの間取りをみていると数十年前に比べると大きく変わったなぁ~と思います。和室二間続きはなくなってきて、リビングを広くしたいというご要望も増えました。
かつての日本は、リビングではなく、居間(茶の間)で過ごしていました。家族みんなでちゃぶ台を囲んで食事をする。食後もそのまま居間に残り、家族みんなでテレビを見たりおしゃべりしたり……、というのが昭和時代の一家団らんの風景です。その後、核家族化や共働き夫婦が増えたことから、このような団らんシーンを見ることも少なくなりました。
ところがここ数年、働き方改革による残業の見直しなどの影響もあって、自宅で家族と過ごす時間が増えた人が多いようです。その「居場所」は「茶の間」から「リビング」に変わり、過ごし方も「みんなで一緒に」から「それぞれ自由に」と変化しています。
むかし:居間(茶の間)+ちゃぶ台 、みんなで食事 +みんなでTV鑑賞
いま :リビング + ダイニング 、自由に過ごす +ときどき会話
その後、核家族化や共働き夫婦が増えたことから、このような団らんシーンを見ることも少なくなりました。ところがここ数年、働き方改革による残業の見直しなどの影響もあって、自宅で家族と過ごす時間が増えた人が多いようです。その「居場所」は「茶の間」から「リビング」に変わり、過ごし方も「みんなで一緒に」から「それぞれ自由に」と変化しています。
データで確認してみましょう。
リクルートさんが実施したアンケートによると、夫婦は1日の約7~8割の時間をリビングで過ごし、その過ごし方も子どもの宿題手伝い、仕事、メイク・ボディケアをするなど多岐に渡るようです。
出典元:リクルート住まいカンパニー「マンション購入家族の暮らし方調査(2016年11月)」より
そして、子どもたちはどうかというと……。
出典元:リクルート住まいカンパニー「マンション購入家族の暮らし方調査(2016年11月)」より
子どももリビング滞在時間が長いことがわかります。年齢と共に減少しているものの、高校生でも自室があるにもかかわらず、1日のほぼ半分の時間をリビングで過ごしているようです。
同じリビングにいても「スマホを使う」「電話をかける」といったプライベート性の高い行動をとっており、家族がそれぞれ自由に充実した時間を過ごしています。
皆さんのご家庭ではいかがですか?
先ほどの調査データが示す通り、親世代も子ども世代もリビングで過ごしている時間が多いことがわかりました。昭和、平成、令和と経て、リビングのあり方にも変化が生まれてきたようです。リビングで家族がそれぞれ自由に過ごし、ゆるくつながる。それがさらに今の時代に求められている「家族団らん」なのかもしれませんね。
リビングのあり方に変化!空間は共有しつつも、それぞれ別々のことをする
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家族がゆるくつながる関係 イマドキの家族団らん
では「理想のリビング」とはどういったものでしょう。
まず第一に、家族みんなが集まる場所だから、ゆったりとした広さが求められています。実際、リフォームをお考えの方を対象にしたアンケートによると、リビングの広さは「妥協したくない・確保したい」というご家庭が7割近くにも及ぶとも。広々とした共有スペースを、家族みんなの心地良い空間にするためには、どんな工夫が必要でしょうか。
リフォームポイント① 開閉式ウォール
ゆったりリビングの使い方いろいろ!シーンに合わせて扉を開閉。
広いリビングでも扉を閉めると静かに過ごす一人の時間を過ごせ、開ければ家族全員で楽しめる大空間。生活シーンに合わせて手軽にチェンジ!
まず第一、開閉式の間仕切りウォールで仕切って可変型リビングにする方法です。家族団らんもいいけれど、静かに過ごすプライベートタイムも大切にしたい。
そこで開閉式ウォールを活用し、普段は扉を開放して大きなLDKに。L字コーナーで仕切ればリビングの一部が個室になります。すりガラスのスクリーンタイプのものを選ぶと、壁を閉めて仕切っても人の気配や向こう側の動きがわかるので安心です。同じ空間にいるだけで、お互いの様子がなんとなく分かるのが家族。互いに気兼ねなく過ごせる時間を作ることも、これからの家族団らんには必要ですね。
リフォームポイント② 壁面収納
壁面を使った見せる収納と隠す収納でリビングをスッキリ空間に!
リビングにたっぷり収納スペースがあると、スッキリ広々とした空間が生まれます。壁面を生かした見せる収納と隠す収納を効果的に!
次にご提案したいのが「壁面収納」です。リビングは収納スペースの確保が難しく、家族がそれぞれ必要なものを持って集まると荷物が増えてしまいます。散らかったリビングは居心地も悪くなってしまいますよね。そこで、リビングの壁面を利用して大容量の収納を作ってはいかがでしょう。家族一人一人の収納スペースを決めておけば、リビングもスッキリ!居心地のよい家族団らんの場が生まれます。
リフォームポイント③ 和室コーナー
小さな子どもやご高齢の家族も活用しやすい和室コーナーをプラス。
リビングの一角に設けた畳のコーナーは赤ちゃんのお昼寝タイムや高齢者のくつろぎ空間に大活躍。さまざまな使い方ができます。
そして、リビングに和室コーナーを設けるアイデアもオススメです。畳を取り入れる大きな魅力は、床に直に座る、床座の暮らしができること。ごろっと横になることもできますし、冬にはこたつを置いて鍋を囲むことも。リビング内に設けたり隣接させることでくつろぎの場も広がり、暮らし方に合わせてさまざまな使い方ができるのもメリットです。キッチンからも見える位置に配置すると様子が分かり安心なので、幼い子どもの昼寝スペースとして利用できます。ご高齢の家族にとっては、居心地のいい空間になるかもしれませんね。
リフォームポイント④ カウンターキッチン
リビング学習を「見守ること」で子どもは安心して勉強に集中できます。
親が見守り、よく褒めてあげれば子どもは勉強が楽しくなります。キッチンカウンターの壁面収納を使って勉強道具をしまう場所に。
最後にもう一つ、子どもの「リビング学習」を視野に入れたリビングのつくり方も考えられますね。ここ数年、リビングで宿題や勉強をさせるご家庭が増えてきています。リビング学習という言葉も一般的になりました。親が近くで見守ることで、子どもは安心して勉強に集中できます。また、自分が勉強した成果をすぐ親に報告して褒められると子どもは喜び、勉強が楽しくなります。リビング学習ではダイニングに勉強道具などが散らかりがちですが、キッチンカウンターの壁面収納を勉強道具の片付け場所にするとスッキリします。
さらに
開放感あるLDK(アイランドキッチン)はコミュニケーションアップに効果的!
さらに、住まい全体をワンルームのように開放的にしたいご家庭には、リビングとダイニングキッチンを一体化したスタイルはいかがでしょうか。
アイランドタイプのセンターキッチンを活用すると、吊戸棚がなく開放感と広がりのある空間づくりが可能です。ダイニング側からも調理に参加できるので、料理そのものがコミュニケーションになり、家族みんなで料理を作りながら食べられる「いろり感覚」的な雰囲気が味わえます。家族のコミュニケーションアップにもつながりますし、ホームパーティを開くのにも最適ですね。
ちょこっとアドバイス!
ホームパーティを成功させるヒントとは?
ここで少し話が反れますが、ホームパーティを開く際のワンポイントアドバイスをご紹介します!
まず第一に、トイレや洗面所はパーティ前にしっかりお掃除しておく。小さなハンドタオルをおしぼり状に丸めたものをたくさん用意すれば、お客様も気持ちよく使えますね。
そして、居心地の良い雰囲気づくりを心掛ける。さりげないディスプレイでその場の雰囲気を華やかにすることも、おもてなしのコツ。話題づくりにも役立ちます。
最後に、あまり手間をかけない。料理はマリネなど事前に準備できるメニューを取り入れて、準備はなるべく前日までに。当日の作業は減らしてパーティには家族みんなで参加しましょう。
「パーティ」といっても大げさなものではなく、離れて暮らす家族を呼んで一緒に料理をするだけでも楽しいパーティに。家族みんなの会話も弾みそうですね。
まとめ
いかがでしたか?オリンピックやスポーツ観戦のために、家族や気の合う仲間が集まって一緒に楽しめる空間。理想的な住まいをイメージしていただけたのではないでしょうか?
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