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ペットと過ごす住まいづくりリフォーム

こんにちは。杜プラスです。共に暮らし、癒されるペットは、今や大切な家族。ペットという言葉には「愛玩動物」の意味があり、人が一方的に愛情を注ぐ印象がありますが、コンパニオンアニマルとは「伴侶動物」とも呼ばれ、共に暮らす伴侶や家族、仲間と同じように位置付ける意味を持ちます。近年、日本でも動物愛護の精神が広がり、家族の一員として「一緒に暮らす」という考えが広まっていることから、コンパニオンアニマルという言葉にも注目が集まっています。

 

深まる人と動物との関係性


「コンパニオンアニマル」という言葉はまだ聞き慣れないという方も多いと思いますが、日本では1985年頃から使われています。その頃から、動物たちの存在意義や価値、役割が変わり、「ペット」から「家族の一員」に移行していったと考えられています。動物との暮らしは、癒やしの効果はもちろん、動物を介して家族間のコミュニケーションが活性化されるきっかけにもなり、お子さんと、または夫婦で過ごす時間が増えたという声も多く聞かれます。また動物と一緒に暮らし始めると、散歩が必要になったり、食事の準備や遊び相手などの世話も毎日の習慣になるので、飼い主の生活サイクルも安定し、乱れがちな生活リズムの改善にも効果的だと考えられています。

 

 

一般社団法人ペットフード協会が実施した「2020年度全国犬猫飼育実態調査」によると、新規飼育者飼育頭数がイヌ・ネコともに2018年から増加傾向にあり、2020年の増加率は前年よりも更に高くなっています。つまり、コロナ禍以降、おうち時間が増えたことで新しい家族としてペットを迎え入れ、やすらぎや癒しを求めるご家庭が多くなったということだと考えられます。

 

ペットと暮らすことで得られる効果は?


飼い主の運動不足が解消される

ストレスや不安が解消される

夫婦や家族間のコミュニケーションの活性化

お子さんの成長や教育にもよい効果がある

 

代表的なところでは、毎日のイヌの散歩が習慣化すると、飼い主の運動にもなり、運動不足が解消されますね。心の健康ともつながりがあり、ペットと触れ合うことで人間の脳内で「オキシトシン」という幸せホルモンが分泌され、ストレスや不安を解消する効果があるといわれています。また、ペットとの触れ合いを介して夫婦や家族で過ごす時間が増えたという声もよく聞きます。さらに、子どもの成長や教育にも影響を及ぼし、忍耐力や気配り、責任感など、コミュニケーションに必要な力を伸ばす手助けにもなるようです。

 

 

しつけやケアなど、悩みもたくさんあるのではないでしょうか。

住宅メーカーが実施したお悩みアンケートでは、抜け毛、床・壁・家具のキズ、ニオイなどさまざまな意見が挙がっており、特に抜け毛問題は、「家の中が毛だらけ」「アレルギーが出た」など、深刻な状況に発展する場合も!また、トイレの始末、室内の温度管理などの手間も増え、いろいろな対策を考える必要が出てきているのも事実です。

 

 

逆に、ペットの立場から考えると、家の中には多くの危険が潜んでいます。例えば、おもちゃなどを床に落ちていたものを飲み込んでしまう「誤食」。小型犬の場合は、些細なことでも「骨折」につながるケースも多くみられます。他にも配線をかじって「感電」する事故や、ネコの場合はコンロに飛び乗り「火傷」をするケースも少なくありません。住まいの中で、何が危険につながるかを把握して、その要因をあらかじめ取り除くことが大切です。

 

互いにストレスのない生活を!


私たちよりも家にいる時間が長く、ライフスタイルや動線の違うコンパニオンアニマルとの生活は、住まいづくりにも影響します。特に最近注目されているのは床材。傷・汚れがつきにくく、お手入れしやすいことに加え、コーティングを施し滑りにくくしたものなどが選ばれています。また家中を動き回るので、どこで過ごしても快適な温熱環境やニオイ対策も必要です。自由に出入りができるくぐり戸付きの室内ドアも、動物たちのストレス解消には効果的です。

 

①床は傷や汚れに強く滑りにくい材質を選ぶ


ペットと暮らしていると、ペットが歩きまわることで床が傷ついてしまう心配や、ニオイの問題も大きいかもしれません。また、ごはんの食べこぼしやトイレまわりなど、床の上は何かと汚れがち。

床材は、ひっかき傷がつきにくく、アレル物質を抑制するもの。かつ掃除しやすいものをがオススメです。また、フローリング床を選ぶ場合は、滑り具合をよくチェックしましょう。滑る床材はペットにとって股関節や脚に大きな負担がかかります。滑りにくい床にしておくことは、ペットのためだけでなく、お子様やお年寄りにも安全な床になります。

 

 

②噛んだり引っ掛ける危険アリ!コード類は隠す


そして床にあるコード類にも注意が必要です。

イヌもネコも肉食系の動物なので、鋭い歯を持っています。導線はゴムで保護されているから大丈夫と思っていても、ペットの鋭い歯にかかれば、電気コードを噛みちぎってしまう恐れがあります。

電気に接触すると感電してしまうこともあり、噛み方によっては電気コードがショートを起こし火事の原因にもなりかねません。少しでも不安を感じる点があれば、カバーをつけたり、収納の中を通すなどして、対策しましょう。

 

③キッチンなど危険な場所は入れない工夫をする


おいしいものがあるキッチン。外へ出られる玄関…。イヌやネコにとって魅力的に感じる場所には、危険なものもいっぱいあります。

特にキッチンには気をつけて、ペットゲートで囲うなど立ち入りを制限するようにすることをオススメします。日常的な動線にゲートを付けることになるので、今までよりも生活がしづらくなる部分も出てきますが、大切な家族を守るため、と考えましょう。

ペットにも入ってはいけないことを教えるようにすることも大事です。ペットゲートは、「侵入禁止」「脱走防止(飛び出し防止)」「転落防止」などあるので、目的に合ったものを選んでくださいね。

 

④家族が集まる場所の近くにペット専用スペースを作る


ペットにとっての快適性も大事なポイントです。おやつを隠したり、叱られた時に避難したり…。ペットがリラックスできる空間を作ってあげましょう。

階段やカウンターの下、部屋の隅など落ち着いた空間で、かつ家族の気配を感じられる場所が安心できるようです。ずっと同じ場所にいると疲れてしまう場合もあるため、2カ所以上の居場所を設けると効果的。気分に応じて行き来できるようにするのがオススメです。

 

⑤散歩の準備も帰宅後の足拭きも玄関ですべて完結!


散歩グッズは玄関収納にまとめると、スムーズにお散歩に出掛けられて、帰宅後すぐに片付けることができます。さらに、玄関洗面を備え付けると、帰ってきたらすぐに手洗い。散歩で汚れた手足をサッと拭けて、部屋に汚れを持ち込まずに済みます。

玄関ポーチから玄関までフロアタイルを敷くと、外から帰ってきてそのまま家の中に入れられるようになり、便利ですよ。

 

「もしも」 に備える!ペットの防災対策


以上、人にもペットにも快適な住まいのポイントを挙げました。参考になりましたでしょうか?

ここで、少し話題を変えて。地震、台風や大雨による土砂災害や河川の氾濫、突然の災害時、皆さんはペットのための備えをしていますか。

例えば、避難をする時。突然のことに驚いて隠れてしまったり、出てこなくなることがあるため、まずはすぐケージやキャリーバッグに避難させましょう。ペットを連れて避難することができるかどうか、避難場所・経路を確認しておくことも大切です。

避難生活を強いられる場合は、環境の変化によるストレス行動や、共同生活を想定した準備が必要です。ペットフードや水を1週間~1カ月分程度。無添加フードは日持ちしないものもあるのでご注意を。他にはキャリーバッグやハーネス、リード、トイレシートなど。また持病がある場合は常備薬。迷子に備え、名前・連絡先を書いた迷子札も用意しておくと安心です。

 


ペットの特性を正しく理解し健康や安全に配慮することが大切です


以上、ペットとの快適な暮らし方についてご紹介しました。習性や行動をきちんと理解した上で、ペットにも、そして人にも、心地良い住まいづくりをすることで、ペットとの暮らしはもっと快適で充実したものになります。

ここからは、ペットとの暮らしを応援するパナソニックアイテムをご紹介しましょう。

 

ペットとの暮らしを考えるなら、一般的な傷・汚れがつきにくいことはもちろん、ペットの尿シミなどにも配慮した床材を選ぶと、お手入れもしやすくなります。

パナソニックの床材「アーキスペックシリーズ」は、一般の木質系床材に比べてペットの傷や汚れに配慮した床材を使用。床の傷つきや汚れを気にせずペットと快適に暮らせます。

また、ペットのフケなどのアレル物質を抑制する抗ウイルス塗装、アレルバスター配合塗装を施していますので、お手入れしやすく、清潔な住まいづくりをお手伝いします。

 

またパナソニックの室内ドア「ベリティスシリーズ」は種類が豊富で、デザイン性にも優れています。

例えば、全面ガラスのプランを採用すれば、締め切っても家族の存在がわかり、ペットも安心して過ごすことができます。ペット用の小さなくぐり戸を設置すれば、ペットたちも好きな時間に好きな場所に移動することができ、のびのび過ごせそうです。

引き戸は上吊り式にすると、床面にレールがないので段差がなく、出入りもスムーズ。つまずく心配も防げます。

 

リビングは、ペットたちにとって家族と遊べる絶好の空間です。

みんなのモノが集まって、散らかりやすい場所ですが、しっかりと収納スペースを確保しておけば、いつでもスッキリした空間をキープすることができ、ペットたちも安全に走り回ることができますね。

リフォームファニチャー「キュビオス」なら、リビングの床から天井までの壁面を有効活用して、大容量の収納スペースをつくることができます。

そして、配線キャップを通してテレビ周りの配線を下部のスペースに通すことができるので、ペットがコードに引っかかったりかじったりする心配を防げます。また、高さを変えた収納を組み合わせることで、立体的なデザインの面白さを演出するとともに、キャットウォークとしての役割も生み出せます。

 

24時間室内で過ごすペットたちは、人間に比べて体力も抵抗力も弱いため、ちょっとした環境の変化で健康を害することがあります。

そのひとつが「換気不足」です。

リビングや寝室、ペットが行き来する部屋には換気扇を設置しておくと安心です。

室内換気扇「Q-hiファン」は、給気フィルターが外気の汚れを捕集。フィルターで捕集した花粉などのアレル物質を抑制し、よりきれいな空気を取り入れます。

 

玄関収納に散歩グッズコーナーを設けておくと、生活動線がスムーズになります。

パナソニックの「クロークボックス」はプランが豊富で、家族構成やライフスタイルに合わせてピッタリのものをお選びいただけるので、ペット関連のグッズを収納するスペースも確保できます。

「脱臭ハニカム」と「ナノイー」のハイブリッド脱臭機能付きで、収納内部のニオイを24時間自動で脱臭することもできます。

クロークボックスの設置場所を土間にすると、ペットも出入りできて、散歩のあとの足拭きにも便利です。

 

新しい生活様式を考慮した住まいづくりとして、玄関に手洗いコーナーを設けるご家庭が増えました。

パナソニックでは、玄関に設置できるコンパクトな洗面台を各種取り揃えていますので、お好みや使い方に合わせてお選びいただけます。

玄関の土間に大きめの洗面台があると、ペットを洗うこともできるのでオススメです。


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