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なんだかイヤな臭い、なんとなく不調…換気不足かも?

こんにちは。杜プラスです。花粉の季節になってきました。昔の住まいは隙間風もある代わり、換気もしやすい、いわば呼吸する住まいでした。今の住まいは気密性・断熱性を高めた代わりに、換気が難しい面も。健康のために住まいの空気環境を考えてみましょう。

 

 

春になると黄砂で空が霞んだり、花粉症の人は外出時にマスクが欠かせなくなるなど、いつの間にか空気の汚れが私たちの暮らしに定着してきました。そして、その空気の汚れは、私たちの健康に大きな影響を与えているのです。

 

アレルギーをお持ちの方、いらっしゃいますか?


広島リビング新聞社が行ったアレルギーに関する調査によると、アンケートに答えた人の87%が「自分や家族にアレルギーの人がいる」という結果でした。実際、最近では国民の1/2を超える人が何らかのアレルギー、1/3を超える人が花粉症といわれています。

 

アレルギーをお持ちの方に具体的なアレルギーを尋ねると、1位は「花粉症」で52%、2位は「ハウスダストアレルギー」で36%という結果となっています。また、複数のアレルギーを抱えている人が多く、2つ以上選んだ人は7割以上いたそうです。注目していただきたいのは、2位の「ハウスダスト」。この改善策として、住まいの空気環境を見直すことが課題となります。

 

 

最近よく耳にする「ハウスダスト」という言葉ですがどのようなものかご存知ですか?


「ハウスダスト=ホコリ」と思われているかもしれません。「ハウスダスト」という言葉を調べてみると「室内で発生する目に見えない小さなホコリの総称」とあります。その中には、繊維クズ、髪の毛やフケ、ダニ、カビなど、さまざまなものが含まれ、どれも日常生活を送っていれば自然と発生するものです。

ハウスダストには、衣類などの繊維クズ、ダニの死がい・フン、ペットの毛、花粉、タバコの煙、カビ、細菌などさまざまなものがあります。それらは、外から運ばれてくるもの、空気中に潜んでいるもの、家の中で発生するのもに分けられます。最も多いのは、外から運ばれてくるもので、風に乗って窓から入ってきたり、人の衣服、バッグ、持ち物にくっついて入ってきます。また土砂などは靴底についてきたりと、その経路は実にさまざまです。

 

 

衣類やふとんなどから発生する綿ボコリが半数を占めます。こたつを使ったり、繊維クズが出やすいセーターなどを身に着ける今の季節は特に多くなります。軽いものはふわふわと空気中を舞うので、人の動きに合わせて住まいのあちこちに移動します。

 

家族の健康のために空気環境を考えましょう!


空気中を漂っているハウスダストを吸い込むと鼻水やくしゃみといったアレルギー反応を引き起こす場合もあり、ご自身やご家族にアレルギーの人がいると、このハウスダストは天敵となります。家族の健康を考えると、住まいの空気は常にキレイにしておきたいですよね。ということで、ここから実践のお話です。

住まいの空気環境を整えるためのポイントは2つ。こまめな掃除と換気です。

ハウスダスト対策はこまめに掃除をすることが一番ですが、掃除の仕方にもちょっとしたコツがあります。ハウスダストの発生を抑えて、しっかり除去する4つの対策をご紹介します。

 

チェック1:モップ→掃除機の順に


ハウスダストは「簡単に取れるうちに」が鉄則。人が寝ている間は部屋の空気が動かないので、ハウスダストは朝までの間に静かに落ち、床の上などにたまった状態になっています。舞い落ちてきたハウスダストは家具や床の上に「軽く乗っている」状態なので、モップなどで簡単に取り除けます。

ところが、モップで取り除かずに掃除機を掛ると、「乗っている」だけのハウスダストが排気で舞い上がってしまいます。また、時間が経ってハウスダストに水分や油分が付いてしまうと床にこびりついた状態になり、すぐには取れない「汚れ」になってしまうことがあります。

つまり、モップ掛けはハウスダストが「乗っている」状態の朝一番がオススメです!最初にハンディモップでハウスダストを取り除き、床に落ちたものはフローリングモップで除いてから掃除機を掛けるようにしましょう。

 

チェック2:水拭きをする


細かいハウスダストはモップや掃除機で取り切れないこともあるので、掃除の仕上げに水拭きしましょう。水拭き用モップを使うと作業がラクですが、細かなところは、多少手間でも手で拭くようにしたいものです。

ポイントは、「雑巾を硬く絞ること」と「ゴシゴシと拭きすぎないこと」の2点。「ぞうきんは不潔」と苦手な方もいらっしゃるようです。その場合は「薄い布巾」を使ってはいかがでしょうか。百均ショップなどで複数枚セットで売っているような安価なもので大丈夫です。

 

チェック3:布製品は掃除機と選択の併せワザ


ソファーやカーペット、マット類などの布製ファブリックの対策です。布製品は繊維クズが出やすく、ハウスダストが発生する原因の一つです。そして、ホコリや湿気を多く含んだ布製ファブリックは、ダニやカビの温床にもなってしまいます。

お菓子の食べこぼしや、ホコリなどの汚れは、掃除機で吸い取ってしまいましょう。ソファーの背もたれやひじ掛けの隙間、クッションが分割できるものはソファーから外して掃除機をかけるのがオススメです。

掃除機はできるだけゆっくり動かして奥から吸い上げるイメージで使ってください。ダニも一緒に吸い込むようにゆっくりかけると、アレルギー対策に効果的です。そして、最近はソファーのカバーを外して洗濯できる商品もあるようなので、洗えるものは定期的に丸洗いすると気持ちよく過ごせますね。この、掃除機と洗濯の併せ技で、ダニやカビを撃退しましょう。

 

チェック4:布団はこまめに掃除する


寝室は布団やベッドがあるため、布団から出た繊維くずや皮脂、フケなどのハウスダストが溜まりやすい場所です。先ほどのソファーなどと同様に、ダニやカビの温床にもなってしまいます。布団のお手入れは、天日干しをして掃除機をかけるだけでもホコリが減らせて、ハウスダスト対策になります。

天日干しは、長く干すほど効果が高まるわけではなく、干しすぎは布団への負担も大きくなってしまいます。また、素材によっては陰干しの方がいい場合もあるのでチェックが必要です。外干しすると大気中に浮遊しているホコリや花粉などが布団に付いてしまうこともありますが、布団をパンパンと叩くのは逆効果。干した後に掃除機を掛けるのがオススメです。

布団に掃除機を掛けるときは、布団専用ノズルを使いましょう。しっかり除去するためには、3分間ほどゆっくり丁寧に掃除機をかけると効果的です。

以上が、ハウスダスト対策のお掃除方法でした。

 

続いては、もう一つのポイント「換気」についてです。


これまでお話ししてきたように、室内の空気は思いのほか汚れています。

しかしそれはハウスダストだけが原因ではなく、人の呼吸や調理、入浴などさまざまな暮らしの行為によって発生する、ニ酸化炭素や水蒸気、ニオイなども影響しています。さらに、シックハウス症候群(=建材や家具などから発生する化学物質によって引き起こされる症状)の問題もあります。

これらの問題が起こる原因の一つには、住まいの高気密化・高断熱化が考えられます。昔の住まいを思い出してみてください。隙間風が多く寒かったですよね。自然に換気が行われていて、いわば呼吸する家でした。

しかし、現代の住まいは断熱性を高めるため自然な空気の出入りが起こりにくい設計を施すことが多く、室内の汚れた空気がこもりやすくなっています。空気の汚れは、言うまでもなく人の体に悪影響を及ぼすため、健康に暮らすためには室内の空気をキレイに保つことが必要です。その対策として換気が欠かせないというわけです。

 

私たち人間が摂取しているもののうち、一番量の多いものは何だと思いますか?


水でもなく食べ物でもなく「空気」です。成人で1日に15~20kgの空気を摂取しているそうです。空気を吸い込むことで、全身に血が運ばれることはご存知だと思いますが、その空気が汚れていたらどうなるでしょう。全身に影響が出てきますよね。そう考えると、それだけ空気環境はとても重要なことだということがわかります。

そして、そんな重要な空気を一番よく吸う場所はどこかというと、答えは「家」です。NHK放送文化研究所の平成28年の「2015年国民生活時間調査報告書」調査によると、平日1日平均15時間15分は家にいるというデータが出ています。健康に暮らすためには、ますますキレイな空気が大切だということがわかりますね。

 

 

また、換気不足は空気を汚すだけでなく、結露の原因にもなります。高気密・高断熱の住まいは、計画的に換気を行わないと室内に水蒸気がこもりやすくなってしまいます。そうすると、結露が起きたり、カビが繁殖しやすくなります。さらに、壁の内部にできる「壁内結露」は柱や梁などの木材を腐らせたり、鉄骨部分を錆びさせたりして建物の寿命を縮めてしまいます。シロアリなどの害虫が発生する原因にもつながり、他にもいろいろな悪影響が考えられますね。

 

最近の住宅は気密性が高まってきたことに加え、ガスストーブや石油ファンヒーターのような室内に排気する開放型暖房機が普及したことで、自然換気がしづらくなってきています。

又、シックハウスの原因となる化学物質の室内濃度を下げるため、室内換気の重要性が高まり、2003年に24時間換気設備設置が義務化され、原則として機械での設置が義務付けられています。1時間で部屋全体の空気の半分以上が入れ換わっていることが必要です。

給気(入口)、排気(出口)をそれぞれ機械を使うか使わないかの組み合わせで、図のような3種類があり、住宅では主に第1種と第3種が採用されています。すなわち、空気を出す方に機械を使って24時間作業させていることになります。

ところが、花粉症の人が家の中に入る時、服についた花粉など取り除くよう細心の注意を払うのに、第3種を採用すると、給気で花粉が含まれる屋外の空気を取り入れていることになりますよね。これは、PM2.5の場合も同じです。そのため、屋外の空気をフィルターでキレイにしてから取り入れる第1種換気がオススメなのです。

汚れた空気をフィルターでキレイにしてから取り入れ、室内で発生した汚れを追い出して、いつも安定した快適な空気の流れを作ることができますよ。

 

 


家族と家の健康のため、「屋外の汚れを入れない、室内は循環して浄化、さらに追い出す」という空気清浄システムをご提案しています。

給気部分では高性能フィルターで外気の汚れをシャットアウト。それでも外から侵入してきた汚れや、室内で発生して汚れは空気を集めて浄化。そして、省エネにも配慮した換気扇などで浄化できないC02などを外に追い出します。

 

 

「給気」「排気」「浄化」「空調」の4つの合わせ技で、何重にも空気をきれいにするのが、パナソニックのIAQ(INDOOR AIR QUALITY)です。パナソニックは、家族みんなが住むほどにココロとカラダが健やかになる空気環境をご提案します

まず大切なのは、「外から不要な物質を入れない」給気。高性能フィルターで、外気の汚れを室内に入れない工夫が大切です。そこでパナソニックでご提案するのは「パイプファン」。小口径の丸穴工事だけで取付が可能で、既築住宅にも比較的容易に増設できる換気扇です。給気専用のパイプファンは、高性能フィルターで黄砂やPM2.5などの汚染物質が室内に侵入するのを防ぎます。また、室内の有害物質や菌を抑制するのにも役立ちます。省エネ・静音を実現でき、お手入れもラクラクです。

次に大事なのが、「菌の抑制や健康快適気流を作る」循環です。給気でシャットアウトしても開口部などから侵入してきたり、室内で発生した汚れた空気を集めて浄化します。そこで、お勧めしたいのが、2つのアイテムです。

1つは、天井埋込型の空気清浄機「エアシー」です。パトロール運転&学習運転で汚れに先回りする「エコナビ」を搭載。人に付着して外から持ち込まれたPM2.5や花粉など空気の汚れを「エコナビ」が見つけて、高感度ハウスダストセンサー+PM2.5解析プログラム、HEPAフィルター、「ナノイー」技術で、拡散する前に作動します。

もう1つは、同じく天井埋込型のナノイー発生機「エアイー」。空気の浄化や脱臭、除菌、PM2.5などに含まれる有害物質も分解・抑制してくれます。

最後は、「室内の不要な物質を排出する」排気です。室内の二酸化炭素濃度が高くなると、思考力低下、眠気、頭痛などを起こす原因になるといわれています。

浄化できない二酸化炭素を外に出し、キレイな空気を維持することが健康な暮らしのために大切なポイントです。そこで、オススメなのが排気用のパイプファンで、湿気や二酸化炭素などを外へ排出すること。運転停止時に外気の侵入を防ぐ電気式高気密シャッターを搭載し、気密リングで室内への逆流を抑えます。ファンのお掃除がラクなのも魅力です。

単に空気の入れ替えをするだけでなく、キレイな空気を維持して、家族の健康な暮らしを支えるのが、パナソニックの空気環境のご提案です。

 


リフォーム・リノベーションのことなら杜プラスに遠慮なくお気軽にご相談ください!今なら、資料請求やお問い合せをいただいた皆さまへ、杜プラスのジッパーポーチもプレゼント!お役に立てたら嬉しいです。
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